魔城潜入2〜秋葉原のクソ長い1日〜

前回おかげさまで大反響をいただきました冥土喫茶潜入レポですが、やはり本場を体験したいということで行ってまいりました!
ヲタの聖地・日本のディープフォレスト秋葉原でございます。
今回はさすがに1人での潜入は死の危険すら伴うため、相棒を連れ立っての捜査です。
ちなみにわたくし、東京に住んでいながら秋葉原へ来たのは実に8年ぶりでございます。全く違う街になっている・・・。
休日ということもあってものすごい人出。歩行者天国化したメインストリートには幾つかの人の輪が出来ています。
その中央を覗いてみると、セーラー服でセクシーポーズを取ってる娘や、上着をはだけて見せたりしてる娘、アイドルポップスみたいなのを歌ってる娘やらを周囲のオッサンたちがシャッターを切る切る。
かと思えば、変なブッサイク女が「タロット占いさせてくださぁーい!お仕事くださぁーい!」と大絶叫するも当然人の輪は出来ず、単なる街のBGMと化していたりと街全体がカオスな瘴気に蝕まれておりました。
さて、今回の悪の総本山目的地は、当該きっての有名店「@○ぉ〜むカフェ」。
完全冥土宣言なるアイドルグループを売り出してる事で有名な冥土喫茶でございますな。
目的のビルに到着、意を決しての突入。エレベーターに差し掛かったところで、我々と同じタイミングで入ってきた連中とエレベーターから降りてきた連中が「よぉ!今日は見た顔ばっかだなぁ」
おいおい・・・常連同士でネットワークできてんのか・・・。早くも出鼻をくじかれる。
ヲタ臭の充満するギュウギュウのエレベーター。このビルの7階がかの有名な「喫茶」、5階は和風テイストの「茶房」というお店になっていて、我々は当然王道狙いなので7階のボタンを押したところ、他の人は6階を押している。どうやら6階が「ロビー」になっていて、ここで受付をしないといけないらしい。いきなり赤っ恥をかかされる。
6階に到着。100人はいたね。マジで。
あっけに取られるほどの人の数。ものすごい濃密な瘴気。これはヤバい。
とりあえず受付に並び話を聞くと、
「本日大変混雑しておりまして、120分待ちとなります」
ひゃ、120分!?今日びネズミーランドでもそんなに待たねーぞ!?
完全に体勢を崩された我々調査隊は一旦退却を決断。おめおめと逃げ出してきたのであった。

青色吐息で逃げ出してきた我々は昼食も取ってなかったのでどうにか探し出したフードモールで今後の指針を再構築。
他のマイナーどころの冥土喫茶という妥協案もあったが、ここまで来ておいてそれはないだろうということで、再挑戦を決意。
再び悪の巣窟に足を向けるのであった。
先程と同じ受付嬢は再びやってきた我々を知ってか知らずか、
「只今大変混雑しておりまして、待ち時間の方が予測不能となっております」
オイオイメーター振り切っちゃったよ!!120分以上待ち。しかも外出する場合は誰か1人残して出ないといけないらしい。
そんな生殺しあるかぁ!だがそこで朗報。
「茶房の方でしたら30分から60分でご案内可能です。」
「じゃあそれで。」さっそく妥協案締結。
待合スタート。意外なことにね、普通の人が多かったのですよ。ヲタ臭のしない(気がするだけかもしれんが)普通の女子2〜3人組とか、カップルとか(カップルの場合は♂の方から若干のヲタ臭)ただまぁ、やっぱりいるよね。クリーチャーが数人。

クリーチャーFile.1

  • トートバッグがこの店のオリジナル(完全冥土宣言のバッジをつけている)
  • ピンクのゲームボーイにひたすら熱中してる。

命名→「トート」

まぁこんなあからさま君もいたわけですが、とにかくキッツイのがロビー本体。
濃密な瘴気の一番の原因はというと、でかいモニターに流れる完全冥土宣言のプロモーションDVD。
3曲しか入ってない上に、それがエンドレスで流される。これは洗脳されますよ。
本なんかもちょこっと置いてあるんですが冥土のブロマイド集、アキバ紹介本、ゴスロリ写真集、先週のジャンプ1冊(ボロボロ)、この店のキャラクター紹介本(冥土の誰かが書いた4コマとか載ってる)あとテニスのおうじさまが何故か3巻までありました。
仕方ないのでアキバ紹介本を見ていると思ったより早く我々の番号が呼ばれた。20分くらいだったかな。
5階に降り、店内に入ると和風の冥土(ここでは女中)が全員が「おかえりなさいませ、旦那様」。ここは旦那様呼ばわりなのね。
女中のレベルはまぁ、普通。それなりにかわいいのもいたけどそいつらにはあんま目がいかず。何故なら飛びぬけてキモい旦那様が1名いらっしゃったので。

クリーチャーFile.2

  • ロン毛でハゲ。ものすごいブサイクなデブ。
  • サングラスをなぜか激しくずらしてかけている(爆発コントのあとの中本工事みたいな掛け方)
  • 頻繁に「女中とチェキを一緒に撮るサービス(500円)」や「女中とゲーム対決(500円)」で遊んでいる。
  • よく見たらコイツ、一番最初に出会った「今日は見た顔が多いなぁ」って言った奴

命名→「ジョン太夫」(友人命名

これはひどい。とにかくグラサンの掛け方から何から全部気持ち悪い。キモい連れが2人くらいいたが彼がダントツ。
彼ら以外はやっぱり女子が多く、コーヒーにミルクを入れてくれるサービスに爆笑しちゃってるほほえましい感じでした。
我々もとりあえず注文せねば、ということで和菓子と「萌えみくじ」(200円)をオーダー。
まぁせっかく来たんだからここでしか出来ないことをしないとってことで。
すると、現れたのはでかいおみくじの筒を持った室井疼き似の女中。正直キツイ。
「ではメガネの旦那様(友人)から順に筒をお振りください。振るときは『萌え、萌え♪』でお願いします」
我々とその隣の客は4人同時にお茶を吹きそうになった。
半泣きで萌え萌え♪って言わされる友人。うわー俺もこれやんのかよって思ってたら
「ではお次のだんな様は『にゃんにゃん♪』でお願いします」
4人同時にお茶を吹いた。
よりによって俺にゃんにゃんかよ・・・。めちゃくちゃ恥ずかしかった・・・。疼きめ・・・。
2人とも小吉でした。この店の変なキーホルダーみたいのが付いててものすごいいらなかった。
頼んだ和菓子が来た。友人が頼んだ桜餅みたいのは普通だったけど、私が頼んだ串団子はお盆の上にシロップで変な猫のイラストが描かれていて、正直どうやって食べていいのかわからない。味はまぁおいしかったです。
すると女中2人が店内中央のスペースに出てきて
「今からおたのしみ会を始めたいと思いま〜す」ときた。
全員強制参加で○×クイズがスタート。これに耐えかねた客が1名退出。
女中に「あらら何ですかね〜ツンデレのお客様ですかね〜」とか言われてた。なんか空気が重くなる。
「優勝した旦那様お嬢様にはなんと!女中直筆絵馬をプレゼントで〜す!」
い、いらねぇ・・・。モチベーション全くあがらず。
ここでものすごい張り切ってる客はたったの2組。無駄に「イェ〜イ」と盛り上げるグループとものすごい勝利に飢えたオーラを放つジョン太夫組。正直盛り上げ組がいなかったら全く盛り上がらないゲーム大会になっていたでしょう。盛り上げ組に感謝。
私は全くやる気がなかったので、ジョン太夫が張り切って出す答えを真似する作戦に出たところ、いつのまにかベスト4に進出。
これはヤバイと思っていたところに出た問題
「今日の私の朝ごはんはイチゴである。○か×か!」
知るか。
ジョン太夫は自信満々で×を出す。お前なんで知ってんだよオイ!
「正解は○でーす!」絶望に満ちた表情のジョン太夫。何なんだお前は一体。
てなわけで優勝は盛り上げ組のリーダーっぽい人。はいはいおめでとうございまーす。
盛り上がりも終わった頃、私の体に異変が。原因不明の腹痛。下痢とかではなく胃がものすっごいキリキリ痛む。
まさか盛られた!?または瘴気の仕業か!?とにかく店を出ることにしました。
一向に痛みは治まらず、腹を押さえながら薬屋を探すのですが、あるのは電気屋・ゲーム屋・本屋・ゲーセン・エロDVD屋・・・・。
うわぁこの街病人にやさしくねぇー!!薬屋的なものが見つかる気配が全く無い。
とりあえず駅まで戻ったところにアキバMAPを配ってる冥土から地図を強奪し、やっとのことで薬屋を発見。
薬屋誰もいなかったね・・・。アキバで化粧品とか日用品買う奴なんかいねえよなそりゃ・・。
なんとか薬をゲットして休んでいたら腹痛も治まってきたのですが、原因がいまだ不明です。恐ろしい。

その後、ジョン太夫の思い出に浸りつつ、アキバの街をぶらつきながら次の目的地を探していたのですが、やっぱり何かが足りない。
どうも満足感が足りないのです。2人の心のしこりは一緒でした。
「やっぱり本物の冥土喫茶を体験してみたい!!」
120分待ちを覚悟し、三たび悪魔城へ。(でももしかしたらちょっと待ち時間少なくなってるかもしれないね〜なんてちょっと思いながら)突入!

・・・・・さっきの倍くらいいる・・・・。完全に考えが甘かった。
野戦病院のような状態のロビーで無制限待合スタート。
何かもううずくまって寝ちゃってる奴からぐったりしちゃってる奴からピンクのゲームボーイに熱中してる奴から・・・ってアレ!?
トートまだいるよオイ!?しかもさっきいた場所と変わってない!呼ばれない嫌がらせを受けてるのか?
あれから4時間以上経過しているのに。まさかそんなに待つんじゃあるまいな・・・。
そして我々はまたエンドレスで完全冥土宣言のDVDを数百回見させられる地獄絵図。
完全冥土のロックリスマスイェイ完全冥土のロックリスマスイェイ完全冥土のロックリスマスイェイ・・・・。
友人との会話もだんだんと少なくなってくる・・・。
私はスモーカーなので1人で喫煙所に。
すると、クリーチャーがあらわれた!

クリーチャーFile.3

  • ハゲててくたびれた感じの気持ち悪いおじさん
  • 神社の境内に住んでそう
  • 冥土宣言のバッチがついた汚いショルダーバッグとベンチウォーマー(よく見たら背中に「Gatas Brilhantes H.P.」)
  • ↑を無防備に置き去りにしたまま喫煙所の窓を勝手に開けてぐったりしなながら「ドラゴンボール」を読んでいる
  • うすら禿が風になびいてふわふわしている
  • よく見たらドラゴンボールアニメイトで借りてきた奴(私物じゃねぇのかよ)
  • 何故かずーっとニコニコしている

命名→神社のヌシ

ヌシの番号が呼ばれたときは本当にうれしそうに小走りで去っていきました。
どうも夕方のほうがクリーチャーエンカウント率が高いようです。

クリーチャーFile.4

  • 阪神タイガースのユニフォーム×2
  • ものすごく厚いチェキホルダー(過去の戦績ファイル)を2人とも携えている
  • 顔が広い(いろんな常連と絡んでいる)
  • 何かグッズが取れるUFOキャッチャーにめちゃくちゃ金をつぎ込んでいる(受付の冥土が2回補充に来てた)
  • 店内BGMに合わせてヲタ芸を披露している(生ロマンスはじめて見た)
  • ていうかDの嵐ヲタ芸同好会に出てた奴かも知れんコイツ
  • ロビーに冥土さんが降りてきたとき、なんかアーチを作ってくぐらせていてキモかった

命名阪神(そのまんま)

阪神を見てて知ったのだが、どうやらこの日でやめてしまう冥土がいたらしい。
だからこんな混んでるのか。
そんな中、隣に座ってた人のもとに走りこんできたクリーチャー。

クリーチャーFile.4

  • 「新記録!新記録!俺いま茶房7分で出てきたぜ!!」といってそのまま走り去って行った
  • やっぱりかばんにバッチがついている

命名→バカ

くだらねぇ・・・ていうか長いこと待たされてる人間に対して失礼だろうが。
隣の人も「だからなんだよ・・・」って言うわそりゃ。
中には女性のクリーチャーもいました。

クリーチャーFile.5

  • 暗そうなブス。1人で来てる。
  • 右手に風船を持っている
  • 左手に自分のコスプレ写真を持っている(ピンクの髪型)

命名→風船おばさん

これは痛い。実は冥土志望の売り込みか?
なんで風船持ってんだよ・・・謎は深まるばかり。
とそこに本日最高級に衝撃的なクリーチャーが出現!!

クリーチャーFile.6

  • 暖冬とはいえそれなりにクソ寒い中、Tシャツ1枚に胸に冥土バッチをつけている
  • 横浜ベイスターズの帽子をかぶり、その上にさらに猫耳をつけている(!!!!)
  • 多分テレビに出れない人(顔もそんな感じ)

命名猫耳ベイスターズ(以外に付けようが無い)

これはひどい。あまりにもひどい。本当に目を疑ったよ。
ベイスターズの帽子をかぶってる時点でクリーチャー入り決定なのに何ですかこの有様は。
さらにさらに!ロビーに入ってきたクリーチャー!!

クリーチャーFile.7

  • ロン毛でハゲ。ものすごいブサイクなデブ。
  • サングラスが何故か激しくずらしてかけている(爆発コントのあとの中本工事みたいな掛け方)

・・・ってジョン太夫じゃねぇか!また来たよコイツ!!
おめーらも2回行ってんじゃねーかというツッコミはまぁおいといて・・・常連ともなると1日に2度3度と来るものなのね。
そのパワーを他の事に使えば日本はもっといい国になるんじゃないのかなぁ。(多分ならない)

しかしまぁ、大漁大漁。よくこんだけ痛気持ち悪い人達が集まったもんだ。
日が落ちるにつれ密度が凝縮されていく瘴気の中で2時間30分が経過し、さすがにへとへとに疲れきった頃ようやく我々の番号が呼ばれたのでした。既に満身創痍。

「お帰りなさいませ、ご主人様!」
日本で1番有名な冥土喫茶は、店内の奥が小さいステージになっていて、その周りを取り囲むようなカウンター席。さらにその後ろにもカウンター席があって雛壇のような状態になっている。ちょっとした大学の講堂みたいな感じ。
ロビーであれだけ待たされた割には、店内には空席が目立つことに少し苛立ちを覚えた。
我々はステージのすぐ側の席に通され、丁度雛壇全体が見渡せるような位置に座った。
我々の真後ろにもカウンター席があり、そこにはヌシが座っていた。
さらにステージの一番目の前の席にはあのベイスターズがいる。既にものすごい瘴気。
とりあえず腹が減ってしまったので、注文。
ビール1杯なんと900円。それでも頼んでしまったよ。まぁ記念価格って事で(後ろ向きな前向き)。
食べ物メニューはなんか変なのが多い。
連れは「まーぼーすぱげってぃー」。私は「あまずっぱいがついたかれーらいす」をオーダー。
まーぼーすぱげってぃーを食べた連れは「意外とうまい!」と。私も食べたが確かにうまかった。
私の頼んだ「あまずっぱい」とは、イチゴジャムのこと。確かにイチゴジャムとカレーは合わなくない。
ただこの甘さは必要ねぇんじゃねぇかな〜って思った。
ちなみに、カップでかたどった台形のライスの上にケチャップでかわいいイラストが描かれてたのは真っ先にカレーをぶっ掛けて潰してやりましたけど。
ふと隣を見ると、なんか少年みたいな男の子が1人でバレンタインセット(ハート型ハンバーグ)を食べていた

クリーチャーFile.8

  • ひ弱そうな少年。声も甲高く、もしかしたら中学生くらいかも。
  • 食事を食べ終わったあと、アンケートカードの裏に平らげた皿とフォークとナイフのイラストとともに「ぜんぶたべおわりました」って書いてた。
  • もしかしたら余命幾ばくも無いので最後の思い出に来たのかも。

命名→マッチ棒

意味がわからん・・・。そんなん描く必要があるのかと。
そんな中、店内には続々とクリーチャー達が集まってゆく。阪神やジョン太夫、風船おばさん達やあのトートも次々来店。
トート良かったねトート。
いつしか雛壇はクリーチャー達で埋め尽くされた。まさにクリーチャーたちのオールスター感謝祭
そして、マッチ棒の隣に座ったのがピアスをつけた本日のスター。

クリーチャーFile.9

  • 見た目はチョコボール向井をちっちゃくして貧相にした感じ。
  • 席に着くなり目の前の冥土に

「よぉ!チョコはまだかよ!?俺、お前のチョコ以外にもらうつもり無いんだぜ☆」
命名→キザ男(後々調べたらハマちゃんというらしい、かなりの嫌われ常連だった。)

これにはたまげた。まさかこんなセリフを自然と吐ける人間が石田純一以外にも存在したとは。
本日の大ヒットワード。皆さんも知り合いの女性相手にやってみてはいかが?

昼間の茶房とは違ってここは瘴気の密度が段違い。みなさんチェキをバンバン注文していらっしゃる。
チェキ撮影は順番に。ヌシの番がやってきた。ヌシは冥土にドラゴンボールの何らかのポーズを要求している。
ロビーで単行本読んでたのはこのためだったのかぁー!!
結局、後ろ手で気弾を放つようなポーズ(?)でご満悦の様子。
ジョン太夫やハマちゃんもチェキを撮るときは子供のようにはしゃいでいる(いい大人なのに)
このチェキ撮影、どうも常時受付ではなく、冥土がなんかのタイミングで受付をスタートさせた後にまとめて撮影タイムを設けるシステムのようだ。
時間は既に20時を回っていた。閉店まであとわずか。
我々は食事を終えた後、友人はコーヒー、私は懲りずにチョコパフェを注文。
コーヒーを持ってこられた友人に冥土が
「それではおいしくなりますように、愛情を込めさせていただきます。」
というと、キグナス氷河のオーロラエクスキュージョンの構えを取り、
 
「愛情愛情☆ずっきゅんきゅん♪」 
 
そこには相棒の朽ち果てた死体が!!彼が息を吹き返すことはもうありませんでした・・・。
さようなら、も○○り君・・・・。
ちなみに私のチョコパフェにはノータッチでした。何でや・・・。

チョコパフェも食べ終わった頃、そろそろ脱出するべきか、それとも最後に記念に勇気を出してチェキでも申し込んでみるか、考えていたところ、突然、1人の冥土がやってきたのに反応した、我々以外の全員がいっせいに手を挙げて
「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」
「チェキ!チェキ!チェキ!チェキ!チェキ!チェキ!チェキ!」
ハマちゃん「俺だよ!俺が一番最初に手挙げたろ?なぁー見てたよなぁ!?なぁ!?」
阪神「なぁー!頼むよー!俺ら朝から並んで来てんだからよぉ〜」
茫然自失。しばらく何が起きたのかわからなかった。ドッキリか?これマル秘報告の収録ですか!?
まさにオールスター大感謝祭の大騒ぎ振りに完全に身の危険を察知した我々はついにそこで逃げるように店を後にしたのでした。
驚くべきことに店の外にはロビーから追い出されたと思われるクリーチャー予備軍たちが寒空の中、むき出しの非常階段に列を成して未だに並んでいました。
 
ここは・・・狂っているッ!!完全にッッッ!!!
 
この後、何が起きたのかは知るべくもありませんが、恐らくその日にお辞めになる冥土さんとの大お戯れ大会とチェキ撮影会が開かれたのでしょう。
かの有名な萌え萌えじゃんけんには巡り合えませんでしたが、正直悔いはありません。
今回の統一見解としては、あのクリーチャー達との接客に全く笑顔を崩さずにいれる冥土さん達はやはり尊敬に値すると。
たいしたもんだ。本当に。
皆さんもアキバにいらっしゃったときにはぜひ一度行ってみてください。
楽しいクリーチャーたちにたくさん出会えますよ♪
 
P.S. 長々と駄文を読んでいただいた方ありがとうございます。得るものが無くて申し訳ありません。