プレイランド探訪

が趣味になりつつある。
私の言うプレイランドとは駅ビルやデパートの屋上にある子供用遊戯施設。
時代遅れのゲームや、雨ざらしのため小汚い乗り物などが無造作に置いてあるのだが、主要客であるはずの子供はあまり見られず、イチャイチャカップル、休憩中のビル職員、仕事してなさそうなオッサンが呆けているのが実態であります。
その都会というコンクリートジャングルに存在する心のオアシスたるさびれっぷりが私の心を撃つのです。KISSに撃たれて眠りたいのです。
今日は某有名駅屋上にあるプレイランドで桃太郎をモチーフにしたボロボロの的当てゲームを楽しんできました。
鬼の腹に的があってそこに玉投げて当たるとガーガー言う。だけ。
鬼の人形の奥の上の方にキジがいて、「仲間のキジにボールを当てるとゲームがリセットされます」という意味不明ルールも素敵。
とかくこのゲーム、長い。3分くらい玉投げっぱなし。疲労の色が見えてくる頃にゲームが終わると
「マダマダ モモタロウニハ マケンゾー」
とほざいて終わり。点数表示とか一切無いし。
短い人生の大切な時間の一部をドブに捨てた気持ちでいっぱいになりました。
ちなみに私の地元の駅ビルの屋上には搭乗時間1分の超小さい観覧車がありまして、かのダブルユーのお二人の写真集でも登場する有名スポットです。
お越しの際は是非。あまりのショボさにそれはもう脱力しますよ。